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R56 MINI 突然のエンストと白煙症状

こんにちは Pro-Zeroのアンドレです。

「走行中に突然エンジンが止まってしまった」「信号待ちでマフラーから大量の白煙が出て近所迷惑に…」

もし今、あなたのMINIにこのような症状が出ているなら、それはエンジンの不調を知らせるサインかもしれません。

今回は、Pro-Zeroにご相談いただいたR56 MINIの事例を元に、突然のエンストや白煙症状の原因と、具体的な修理内容についてお話しします。


突然のエンスト!その意外な原因とは?


オーナー様から「走行中に突然エンジンが止まる(ストール)」「白煙がひどい」というご相談をいただきました。

まずは症状を特定するため、お客様のMINIを数日間お預かりし、入念に試乗。しかし、試乗中にはストール症状は現れませんでした。

そこで、診断機を使って細かくチェックしたところ、ジャンクションボックスにある燃料ポンプリレーの不具合が原因であると特定できました。


なぜ、大量の白煙が?


次に気になったのが、暖気中にマフラーから出る大量の白煙です。これはMINIによくある症状の一つで、バルブステムシールの劣化が原因でオイルが燃焼室に入り込み、白煙となって排出されるケースが多く見られます。

この症状を改善するため、今回はタイミングチェーン交換バルブステムシール交換を同時に行いました。

Pro-Zeroでは「リフレッシュパック」として、これらの作業をセットにしたメニューをご提供しています。


これで終わりじゃない! MINIを別次元の走りに変えるPro-Zeroのこだわり


今回のMINIは、走行テスト中にミッションの変速に違和感があることも判明しました。そこで、**DME(エンジンプログラム)**の更新だけでなく、以下のプログラム更新も実施しました。

  • EGS(ミッションプログラム)

  • FRM(ジャンクションボックスプログラム)

  • DSC(横滑り防止機能プログラム)

過去の経験から、タイミングチェーン交換だけではエンジンの調子は完全には戻りません。 プログラムを最新の状態に更新することで、本来のパフォーマンスが引き出され、MINIは見違えるほど調子が良くなります。

実際に修理を終え試乗してみると、その違いは明らか。まさに別物のMINIへと生まれ変わりました!

このプログラム更新による変化の詳細は、ぜひこちらの動画でご確認ください。

いかがでしたでしょうか?

お客様が抱えるMINIの不調は、一見すると複雑に見えますが、適切な診断と確かな技術があれば、必ず改善できます。

今回の修理を通じて、お客様に安心してMINIの運転を楽しんでいただけることが、私たちの最大の喜びです。

MINIのことで何かお困りごとがありましたら、ぜひお気軽にPro-Zeroまでご相談ください。





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