こんにちは、Pro-Zeroの島袋です!
MINI専門店として、様々な整備を日々担当していますが、今回はその整備の様子をレポートします。特に、年数が経過した「R系」MINIでよく見られる症状の一例として、皆さんにご紹介したいと思います。
MINIの故障等でお困りの方はぜひご覧になってください!
MINIはR系F系と世代ごとに呼び方が変わっていきます(例:R52,R60,F56,F60)など
(ほんとにこれ覚えるの大変でした笑)
R系は2014年までの製造で、最低でも10年は経過しているということになり、
消耗や劣化がどうしても出てきてしまいます。
今回のトラブルは、「R52コンバーチブルのリアウィンドウが下がったまま上がらない」というものでした。オープンにする際、リアドアの窓が下がる仕様になっているのですが、その窓が上がらなくなってしまったということです。天候が不安定な時期なので、開けっ放しだと大変ですよね。
原因はリアドアレギュレーター?
このような症状では、リアドアレギュレーターの不具合が疑われます。早速、作業に取りかかります。まずは内張を慎重に剥がし、レギュレーターにアクセスできるようにしました。R52の内装は緻密で、素材が硬いためこの作業も一筋縄ではいきません。
この様な状態にします!
レギュレーターとモーターの交換
取り外したレギュレーターを確認したところ、ワイヤーが切れてしまっていました。さらに、モーターも動かなくなっていたため、今回はレギュレーターとモーターを同時に交換することにしました。新品のレギュレーターとガラスを取り付け、微調整は当店のベテラン整備士が担当しました。細かい調整が必要で、まさにプロの技が光る場面です!
作業終了と費用について
最後に車体に水をかけて、車内に水漏れがないか確認し、動作チェックも問題なく完了しました。実はR53やR52では、このような整備依頼が増えており、今後はモーターとレギュレーターの同時交換をご案内することになりそうです。
作業概要と費用
作業時間:約3時間
部品代:約91,800円
工賃:3H
合計:約124,000円(※金額は目安です)
お困りの方は、ぜひPro-Zeroまでお問い合わせください!
今回の整備が、皆様のMINIライフにお役立ちできれば幸いです!今後も整備レポートをお届けしていきますので、どうぞお楽しみに。
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